下流社会 新たな階層集団の出現
2007年 11月 26日
勝手に決めた
『売れる本には訳がある』シリーズ
第何弾なのか解らないけど
売れた本なので読んでみました。
読んだ第一印象としては
こんなに『表』と『グラフ』の多い新書は初めて読んだ!
って事^^
全然
前知識もなく読んだんだけど
『%』
『上』
『中』
『下』
って言葉が死ぬほど(絶対死なないけど)
出てくる!!
そしてこの本は
お金や日本人の個人の経済状況に絡む
統計について解説をしているのが主な内容。
なので単なる解説書。
解説されたところで
『だから何?どうすればいいの?』って思うことも
しばしばあるけど、そう疑問に思う事自体がナンセンスな本です。
そして
自分にも劣等感があるからかもしれないけど
人間を
『上流』
『中流』
『下流』
と、金銭面や幸福度によっての
レベル的にカテゴライズされると
嫌悪感を持つ事に気づきました。
上流の人は余裕があるから大丈夫かもしれないけど
上流にカスってもいない自分からすると
ズサズサ心に響きますわ(笑
そんな批判的な印象から感想を書いてしまったが
スゴイ共感できる部分も多かった。
P103
●あとは悪くなるだけという不安----普通の人に展望がない
現在の30前後の世代は、少年期の消費生活が豊か過ぎたために、社会に出てからは、自由に使える金と時間の減少としか感じられない。
うちはそんなに裕福って感じの家系ではなかったけど
まぁ人並みの中流水準だったかな。
そんで学校を卒業して就職が超氷河期時代で
しかも、地方の片田舎だったから仕事がなくてなくて。
運よく仕事にたどり着いても、生活はギリギリの貧乏人。
なんのタメに働いてるんだろう・・・。って将来真っ暗になって
しばらく悩んでいた時期もありました。
でも、
今考えると当時の辛い貧乏生活が
ハングリー精神に火をつけてくれたし
その時代を経験してきて良かったなぁ。って。
なので一概には言えないけど
一度貧乏を経験した方が、『後は上がるだけ!』って気持ちになれるし
いいのかもね。
P156
それなのに、援助交際を煽った宮台がこんなに保守的な結婚をしても誰も何も言わないのは、なぜなのか?千石イエスのおっちゃんのように、宮台リストカット常習援交女子高生を集めたキャバクラでも作ってくれれば、私は拍手喝采だったのだが。
これは同感って事ではないんだけど
この、『リストカット常習援交女子高生~』って表現が、さすがによろしくない内容だろ思って・・。
この前のクダリはあるにしろ
明らかにリスカに悩む女子高生について、軽視して見下しているような表現について
もっと重く受け止めて欲しいなぁ。と。
著者が考えているよりも
大きな問題なんだぞ!と。思いました。
P180
むしろ趣味がパソコン、インターネットである者は「下」ほど多いというものもまた事実である。
こうしたことから、私は団塊ジュニアの「下」のキーワードを「3つのP」と表現する。
・パソコン(Personal Computer)
・ページャー(Pager)=携帯電話
・プレイステーション(Play Station)=テレビゲーム
以上3つが団塊ジュニアの特に「下」における三種の神器であろう。
ついでに悪のりしていえば、
・ペットボトル(PET bottle)
・ポテトチップス(Potato chips)
も加えて5Pでもよい。
だれが上手いこと言えと(笑
ちなみに女性の「下」ほど多い趣味は
1位.音楽コンサートの鑑賞
2位.楽器の演奏
3位.絵画、イラスト制作
4位.ダンス、舞踊
なんだってさ。
これも
勝手に決めるなよ!って思うし、単なる統計に過ぎないから
気にしない気にしない。
ちょっと心当たりあるとこもあるけど。。。。
はぁー
自分は「下」の素質あるなぁ。。。。
P204
「勝敗を決定づける軸の1つは、あきらかに『コミュニケーション』である。<中略>コミュニケーションが苦手と思い込まされてしまった子供は、早々と自分自身を『負け組』に分類してしまう。<中略>この主のコミュニケーション格差がそのまま延長された果てに、『ひきこもり』のような問題が析出するといっても過言ではない」(斉藤環『「負けた」教の信者たち』)
これは確かにそうなのかもね。。。。
生まれながらや
幼少時の環境によって形成される
性格やコミュニケーション力によって将来の
「勝ち」「負け」
に繋がるのか・・・・。
子供が小さいときは
なるべくたくさん子供をして明るい子に育てよう。
あと、
小学中学で辛い思いにあった
子供は人間不信になったり、ひきこもりがちになったりもするので
そういう学生時代の環境が長い将来を考えたときに
軸になるんだなぁ。と。
P214
●恋愛が難しい時代
また、女性総合職の増加によって、男性は男性同士だけでなく女性とも同じ基準で競争しなければならなくなっている。そのことが昔のような素朴な恋愛感情の発生を難しくし、それがひいては晩婚化、少子化を招いているとも考えられる。
わかるー。
これわかるー!!
一昔前の女性はお茶くみ、コピー、ファックス
で男がバリバリ仕事をこなすぜ!
って時代の方が、社内恋愛とかもしやすかったんだろうなぁ。。。。
今の時代、特に技術職の場合は
男にも女にもプライドがあるし
ビジネス仲間とは見られても、普通に異性として見られない事も多いと思う。
僕も同じ職場や業界の人は
仕事の女性!としかどうしても見れなかったりするもん。
そんな心配するような出来事もなかったけど(^^;
特に自分よりも仕事ができる女性は
少なからず自分の小さいプライドと劣等感が
ブレーキをかけちゃいます・・・・w
美容師の友達も
『同業者とは絶対に付き合いたくない』って言ってたし
仕事で同じ土俵上にいるパートナーは
恋愛には発展しにくいのかもね。
という感じで、人によっては
ムカムカする表現も多かったけど
たんなる日本人の統計に、ちょろっと感想がかかれているだけの本だ!
って割り切って読むと、少し視野が広くなるかもー。
そして
自分がどのカテゴリに属しているのかが
なんとなく解ってしまう本でしたー。
その事実を
笑って気にしないあたり、
『最下』だなぁw
確かに職場恋愛は無理っ!!
周りは一切
チコを女だと思って無いしw
女を武器に出来る人…
結構憧れますなっ!!
いやいやー。
チコ太は『中』以上でしょ。
できる女性は個人として尊敬されるのはあるかもしれないけど
その場では異性としては見られないのかもねぇ・・。
恋愛は別のところで女を武器にして
探すべし!!
何が欲しいんだい??w
ライブ行くのも
油絵描くのも好きだし☆
昔
ジャズ&タップ
習ってましたがwww
恋愛ねぇ~。
スイッチ何処だっけなぁ(^^ゞ
探して参りますっ☆('◇')ゞ
いやいやー仕事めっちゃがんばっているし、
『中』以上なセレブかなぁ。って思ってさぁ。
・ライブ
・油絵
・ジャズ&タップ
おぉー。下流要素盛りだくさん!!
でもこんなの単なる統計さぁ。
仕事上ではプライド多角バリバリ仕事して
プライベートではか弱い女!ってギャップもいいかもよー。
ツンデレ系をめざせぃ(笑
いやー酔ってない時はセレブなのかなぁ。。。。とw
仕事面は見てないから解らないけど、
少なくても日記見てるとできる女!って勝手なイメージが・・・・。
万年酔っ払いのイメージはあるけどww