【本】税金を払わずに生きてゆく逃税術
2019年 12月 06日
ただ、積極的に税金を収めような本ではなく、知らないとどんどん搾取される江戸時代よりも厳しい納税の割には、税金を有効活用しない日本に対して憤りを感じており、税金をなるべく多く払わないことが日本のためにもなる。という他の著書では語られなかったエピローグに感銘を受けました。
前半は高所得者層の方向けに税金逃れのためのタックスヘイブン、プライベートカンパニーの勧めについて。章がすすむにつれて中所得者層向けにタワーマンション、不動産を構えるにあたっての節税。
最後は庶民なサラリーマン、低所得者層でもできる節税方法について書かれていました。
内容については正直知っていることが多かったのだが、電子契約書に収入印紙は不要なことや、特例期限のアップデートについてためになることもありました。
節税の本を読むにあたって、大村氏の本はかかせないのでこれからも定期的に出版してくれれば嬉しいです。