僕の中での歴代No1大好きドラマ。
『Moether』
すでに、5年前のドラマで
当時も毎週欠かさず泣きながら観ていたのを思い出したのだけど、
少し内容も忘れかけてきていたので、
もう一度土日で全話観てしまいました。
やっぱりすっごいわ。
このドラマ。
話が進むにつれて
人間関係も複雑に入り乱れる。
が、テーマとしては
タイトル通りの『お母さん』や『母性』。
産みの親なのか育ての親なのか。
血は繋がっていなくても、もっと大事な関係はあるのではないか。
キャッチコピーは
『母性は女性を狂わせる』
なのだけど、まさに色々な母性について考えさせられます。
あと思ったのが
セリフよりも演技で
登場人物の心情を表現している役者さん達の演技レベルの高さ。
そしてやはり
欠かせない存在というか主役の
芦田愛菜ちゃん
えなりかずきや安達祐実からはじまって、
今までにたくさんの天才子役が誕生したと思うけども、
本当の天才はこのMotherの芦田愛菜ちゃんなのだ。
何度観ても泣けるし、
今、考えただけでもうるうるする。。。
そんな中でも
やばい位感動して涙が止まらなかった2つのシーン。
まずはこれ。
一話目の室蘭イタンキ浜のシーンだね(笑)
綾野剛に化粧されたりいたずらされた挙句
トチ狂った尾野真千子に、ゴミ袋に入れられて冬の外で
ぐったりしている芦田愛菜ちゃんを保護した松雪泰子。
愛菜ちゃんはグッタリしながらもまさかの「赤ちゃんポスト」に行きたい。。
って時点で半泣きに。。
その後松雪泰子からの「あなたを誘拐する ~ あなたは捨てられたんじゃない。あなたが(親を)捨てるの」に対しての、
「れなのお母さん、れなのお母さん」(;_;)
号泣。。
もう一つは10話のラスト。
松雪泰子が逮捕されて釈放されてから、
施設にいる怜南からの電話でのシーン。
最初は久しぶりに話すお母さんとの会話なので、
日常の事を色々とご報告しているような他愛のない会話。
「なつみちゃんがお化けがいるっていう」
「冷蔵庫は巨大だ」
「白鳥園っていうところにいてこっそり電話してる」
とかとか。
途中から
泣きそうな声で
「あとね・・・あとね・・・お母さん。いつ迎えに来るの?」
「牢屋、だしてもらったんでしょう?つぐみね、待ってるよ。。。何回も電話したよ。出ないから、間違えて覚えていたのかなって、思ったけど。。あってたね。いつ、迎えに来る?」
この時の演技のうまさ。
セリフにしたら普通の事しか言っていないんだけど、
この日常会話を楽しそうに話しているところからの、寂しい本音が伺える。。
「・・・お母さん・・・もう一回・・・もう一回誘拐して・・・。。」
(;_;)
声上げて泣きそうになりました。ここ。
今、思い出しても涙が出そうになってくるもん。。
愛菜ちゃんはこの時6歳だったかな。
6歳でこの演技ができるなんて普通の子供ではないっ!
これが天才子役の実力なのだ。と。
Motherを再度観るに当たって、
ものすごく引っかかる点もありました。
それは
やしろ優のものまねの印象が残っているから、
あの、奇跡的な芦田愛菜の演技もやしろ優を思い出してしまうこと。。
Mother見なおした時に最初に思ってしまいました。。
んで、少し集中できなかったけど、しばらくしたら気にならなくなった。
けども、
やしろ優のあのモノマネは不快だなぁ。。
芦田愛菜目線になっちゃっているからかもしれないけど(笑)
っということで、
自分の中でのNo1ドラマの
「Mother」でした。
バップ (2010-09-22)
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