50年もの間イギリス政府にひた隠しにされていた
アラン・チューリングの半生を描いた、
映画「イミテーションゲーム」を観て来ました。
今、当たり前の様にコンピュータで使われている暗号化の技術の
元となるエニグマの暗号化と復号化について
描かれる、史実。
人気俳優のカンバーバッチのアラン・チューリングが凄い!
適役!
変わり者でコミュ力0の天才数学者の生き様。
この史実を感じて熱い気持ちになってほしい。
最近、暗号化について少し勉強している。
この本を読んだりしたがら。
今、安心してパソコンでネットショッピングができるのも、
メール送受信できるのも、アカウントパスワードを入れて
本人の情報を引き出すのも、暗号化の技術があるため。
盗聴されたって暗号化された情報は、
たんなるデータの羅列に見えるしなにを意味したものなのかは解らない。
アルゴリズムは違えど、そのもとになるエニグマの暗号化と
それを自力で復号化したアラン・チューリングの功績は大きい。
本書にもエニグマの暗号化について記載されている。
もしかしたらだけど、
チューリングがいなければ今のようなPC、スマホの発展はなかったかもしれない。
ジョブズもビル・ゲイツもいなかったのかもしれない。
そう考えると
やっぱりこの史実。
ロマンだなぁ。
結城 浩
ソフトバンククリエイティブ
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