着信アリ

着信アリ
着信アリ


ちょっと遅いけど「着信アリ」のDVDを見ました。

友達がメチャ面白いから見たほうが良いよ!って前々から言われててやっと見ました。

どうしても死の予告って事で「リング」の携帯バージョンに思ってしまうが、頭の悪い俺的にはこういう解り易い題材の方が感情が移入しやすいねぇー。
やっぱり邦画ってのもあるし、身近に使う携帯がキーとなるのでもしも自分の携帯に着信が来たらどうしよう・・・。とか思うところに怖さがあるのかも。

まぁ多分自分に自分の番号から着信が来て、自分の写メやら留守電が残っていたら速効docomoショップに行ってクレーム行ってログとか調べてもらうだろうな。
テレビ番組の特集にも扱ってもらえる位の全国的なネタなら携帯キャリア会社も全力で調べてくれるだろうし。とか色々考えちゃったw

最初の10分でメインストーリー(自分からの死の予告着信)が解り、このままラストまでネタが持つのかなぁ。って思っていたけどそこから少しづつ付加ストーリーが発生し(幼児虐待、ナントカ症候群)色々妄想が広がる展開。

ラストは謎に包まれたまま見る人それぞれの想像が思いっきり働く展開。
俺には不自然な部分や矛盾が多すぎて理解はできませんでした。

この映画は20代10代の人にとっては、なじみ易いテーマも伴ってメチャ面白い作品だなぁ。って思う。
映像も暗めに作っていて怖さを引き立てており、手がもげてたり骨がグニャグニャになったり、髪の毛がグニョーンってなったり、ゾンビみたいな死体が首を絞めてきたり、スプラッターシーンは若者受けするね。
柴咲コウを始め役者さんも解りやすく「ギャー!!」「ウワァァァ」とかの悲鳴シーンも多いのでこれも若者にはいいかも。

この映画は「殺し屋1」と同じ三池監督の作品で、この監督はスプラッター的なグロイ絵を撮るのがうまいな。
多分原作の怖さがうまく引き立っていると思うよ。

でも納得いかないところも多々ある。
●映像処理を暗くしすぎて見えずらい。
●柴咲コウのもっと色々な表情する演技が見たかった。(無表情なシーンと悲鳴のシーンしか印象に残っていない)
●意味不明な部分が多すぎる
(・ラスト時間が戻る ・病院で柴咲コウがナイフを持って笑う ・堤真一の妹の「お兄ちゃん人にはそれぞれの空があるんだよ」と意味深な台詞等)
●特典映像で秋元康氏が「解明されない謎は着信アリ2を見てね。それでも不明のところは原作を見ないと解明されない」的な事を言っていたけど、一つの作品として謎を残しまくるのはどうかと・・・。

個人的な意見だけど秋元康氏が映画に関わることによって完成作品は全然印象の違うものに仕上がったと思う。
偏見かもしれないけどどうしてもプロモーション効果を狙っているような気がする。
着信アリ2のプロモーションと原作のプロモーション。
そして謎の「お兄ちゃん人にはそれぞれの空があるんだよ」の台詞の裏も考えると主題歌の
柴咲コウの「いくつかの空」と無理やり当てはめているような気もする・・・。

三池監督だけで作った「着信アリ」ならば全然印象は違っただろうに・・・。そっちを見てみたい。ってどうしても思ってしまうんですよね。

とかいいつつも影響されやすい俺は死のメロディを着メロにしてしまいましたw

今年2月に公開予定の「着信アリ2」は絶対に見たい。
「着信アリ」と「着信アリ2」の展開は
「リング」と「リング2」のような展開になりそうな予感大だけど。
いい感じで予想を裏切ってほしいなぁ。

あ。最初に死んじゃった陽子役の永田安奈かわいーーー(;´Д`)
by akkikkikki | 2005-01-15 05:17 | 映画 | Comments(0)

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by utamaru
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