オンナは苦手。
2010年 11月 28日
自衛隊の元トップ、田母神さんと
ひろゆき氏の対談集。
田母神さんについては、
田母神論文も読んでないし、
前に笑っていいともに出たときに
初めて知った位でほぼ知らない人でした。、
お固いイメージの自衛隊のトップと、
ひょうひょうとした2ch元管理人との
異種格闘技的な対談が噛み合うのか?と思っていたんだけど、
基本的意見が違う人の会話も面白い。
題名の『オンナは苦手』なんだけど、
内容には全く関係ない感じ。
少しだけオンナについて
語り合っているところもあるんだけど、
やっぱり、自衛隊、軍事、外交についての話題がメイン。
特に最近、外交については時事ネタとして注目されているんだけど、
自衛隊の存在意義についてだったり、
左翼派、右翼派についてだったり
新しい分野について勉強になった気が。
終盤、核についての話題なんだけど、
田母神さんがこんな意見を話していました。
核を持っていなければ、「お前、いつまでも生意気なこと行ってるとぶん殴るぞ!」とやられるわけでしょう。ところが、核を持ってれば「やれるならやってみろ。こっちも必ず殴り返してやるから」と言える。そういう意味で核を持っていれば外交手段が強いわけです。
なんとなく、
日本人は、核と言う響きだけで
平和のために持たない!という意見が多そうなんだけど、
唯一の被爆国だから、核武装する権利がある!と主張することができると。
自ら核を持たない!宣言をしているから、
核を持っている国からお人好し=ナメられて、外交が弱くなる。
と言っているんだけど、なるほどー。と思った。
日本人は、韓国人とかの愛国心を見ると、
ちょっとキモイ感じもするし、
すなわち、愛国心=カッコ悪い! みたいな風潮があるけど、
それも教育なんだろうなぁ。。。
左翼よりな日本の、根本的なところから
変えなければ、どんどん他の国に外交で負けてしまうんだろう。。
北朝鮮と韓国問題もふつうじゃないし、
それらを中心とするアメリカ、中国、日本もなんだか
先行き不安・・・。世界の近郊が崩れそうで怖い世の中なぁ。。
あ、話は変わりましたが、
対談形式の会話口調の本なので、
解りやすく、読み物として面白かった。
少し田母神さんのファンになったかも^^