あなたもいままでの10倍速く本が読める

【あなたもいままでの10倍速く本が読める】

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『本を読む本』に続いて
前から気になっていた神田さん翻訳の
フォトリーディングの本。

「準備」
(本を読む目的を明確化し、リラックスして集中出来る状態を作り)

「プレビュー」
(目次、概要、見出しなどを一通り読み、文章の構成を把握。キーワードを抽出する)

「フォトリーディング」
(文字を一文字ずつ読み取るのではなく、ページとして潜在意識に読み込む)

「アクティベーション」
(意識として理解出来るよう、再度「問い」を意識し、ポストビューを行い、 マインドマップなどを作成する)

ってな流れで
解説されているんだけど・・・・・。


まず、
このフォトリーディングってのは
簡単に言うと
『写真を眺める感覚で本を読む方法』
なのですが、

そりゃーもぅ
速読の領域を超えている。


1秒間に1ページレベルの速さで
サクサク読んでいく。眺めていく。

それも
意識上で読む!って感覚ではなく
無意識の部分で読む感じ。




視覚からの記憶能力は
脳の5%位しか使っていないらしいから
それをフルに活動させて
1冊を数分で読みましょうと。

このレベルになると、みかん集中法で
宮本武蔵の境地にもあるような、ソフト・アイの状態にもっていき
ソーセージ効果でフラップ状態を作り
雑念を振り払い、視るのではなく観る。

という
と良くわからない境地になる事が大事なのさ。

無意識で読む・・・って。
んなこたできるかよ。って。



多分、高いセミナーとかを受けて
真剣にフォトリーディングに取り掛かれば
それなりに出来るようになるとは思うんだけど、
この本では10倍早く読む事は出来ません(キッパリ)

ある種。この本は、そんなセミナーのガイドブックなのかな。と。


『ある○○はフォトリーディングをマスターして、○○の資格を最短で取得できた』
とかっていう、
フォトリーディング成功体験談とかが
やたらと多く記載されているし。



でも
4倍位早く読む事は出来るようになった。

今までは
心の中でほとんど音読しながら読書していたんだけど
音読無しで読む事ができるようになったし。
(そんなの常識?)

従来は
本⇒視覚⇒心で音読⇒理解

今は
本⇒視覚⇒理解

と1hop少ない順序で理解に繋がったし。

ネットワークで言うと
ソフトウェアスイッチングが
ハードウェアスイッチング(ASIC)になった。
って感じかな。(解りにくいw)

それこそ
書店での立ち読みや
ネットで情報収集する時に
結構役立ってます。


積極的な読書方法とか
『本を読む本』でも紹介されていた
読書概念についても、書かれていて少し重複してるんだけど
表現方法も異なるので、それはヨシとするか。

洋書の翻訳された本なんだけど
『本を読む本』に比べれば、直接的な表現も多くて
こちらの方が読みやすい。

10倍はムリだけど
こんな方法で4倍なら。って人には
オススメです。

なんだかんだ言いながら
新しい読み方を覚えたので、読んでみて良かったです。
by akkikkikki | 2009-03-27 22:26 | | Comments(0)

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by utamaru
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