この世界の片隅に 後世に残すべき日常映画。

公開日に観てきました。

この世界の片隅に。

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うわ、すごい映画でした。これ。

原作は漫画であり、
原作は全く知らない状態で観ました。
戦争映画?くらいは知っていたけども。

いつもは映画は
川崎のTOHOシネマズで観るのだが、
TOHOでまさかやっていない…。

109でやっていたので、
今回はラゾーナ109で。

最近、アニメ映画をよく見るのだが、
公開日の本作の客層が
圧倒的に年配の方が多い印象。

アニメ映画でこんなに年配の人が多い映画って
今まで記憶にありません。

戦争映画ということで
爆撃シーンなどを身構えてみたのだが、
従来の戦争映画と全く異なる。

戦時中の
すずさんという個人の日常が
リアルに描かれていて、個人レベルで観られるのは凄い!

政府の大きな方針だとか、
アメリカ軍、日本軍がどーたらとかは、
普通の国民なんてわからないのだもの。
それが全くわからない状態で日常生活を過ごしている人たちの雰囲気が溢れ出している。

ナショナリズムを植え付けるための
戦争映画はたくさんあるのだが、
ここまでゆっくりとした日常の時系列を丁寧に描かれている。




能年玲奈改め
のんさんが声優をやっている
すずちゃん。

ほんわかしてるすずちゃんが可愛いし、
のんさんもアフレコもめちゃめちゃ良いです。

事務所とのイザコザで
能年玲奈を干す動きがあるだろうし、
のんさんがアフレコした作品だからなのか、
全くテレビで宣伝もされていない本作。

素晴らしい作品が世の中に広まるきっかけを遮る動きは
ヒジョーにもったいないですし、
同時に腐りきっている権力者の見えない力!が
憎く感じますね。


序盤はすずさんの性格上もあって、
戦争映画というよりはホンワカ日常として
描かれているので、楽しく見ることができました。

若干、日常過ぎて
少し間延びしているかなぁ。平和じゃないけど意外と平和だなぁ。と感じることも。



その対比で終盤の苦しいこと。

明るい楽観的な
ホンワカすずさんだからこそ、
表現できる終盤のシーン。


映画が終わると、
年配のお客さんの方々がハンカチを取り出して
涙を拭いている。


君の名は。に比べると
作画の繊細さも全く凄くは無いですし、
音楽のクオリティももちろん今風ではない。

だが、
音響のリアルさは、本作に軍配が上がると思った。

後世に残すべき作品でもあるし、
世界中に広げたい作品でありました。

ライムスター宇多丸さんも
絶賛していてコチラのレビューに全て凝縮されるでしょう。




日本人なら一度は観るべき映画!

by akkikkikki | 2016-11-13 23:24 | 映画 | Comments(0)