【レゴムービー】
2014年に上映された映画の中でかなり評価の高かった、レゴムービー。
BD借りて視聴しました。
字幕苦手なので、吹き替えで観たんだけど、
これが大ハマリ。
吹き替えの声優陣が豪華だし、
なんと8人の声優で150名以上の役をこなしていたのだって。
メイキングも観たんだけど
こちらの映画、レゴのブロックをCG化させて
レゴの世界を表現させているんだけど、使用ブロック数はのべ 1500万個 なのだそうだ。
膨大なレゴのブロックの世界の中で
色々なドラマが繰り広げられる。
アクションシーンも全てレゴブロック。
爆風も海の波の表現も全てレゴブロック。
そうかんなレゴの世界を味わうことができる。
そんな、レゴの世界にどっぷり浸る映画としてだけでも
ワクワクは止まらないのに、ストーリーも特に後半一気に引き込まれていく。
あまり言うとネタバレになるので、書かないけど、
人間が作り出しレゴブロックの中でレゴだけの世界があって、
好きなようにアイデア出しながら子供が気軽に作れるレゴブロック。
完璧なレゴの世界もキレイだけど、
子供が適当に作るレゴだってそれも作品だよね。みたいな(笑)
しかも、予想外に泣けます^^
レゴの世界を観てウルウルくるとは思いませんでしたが、
既にレゴの住人目線になりながら観てるので、どっぷり没入しております。
子供とこの映画を観ると、絶対にリアルレゴを買って‐‐!!大事に使うから!
と言う展開になりそう^^
バットマンや、スーパーマンも登場するので、
意外と昔からのムービーファンな大人向けの映画なのかもしれない。
僕はBD借りて観たけど、
3Dで映画館でこのレゴの世界を堪能しておけば良かったなぁ。と
少し後悔…。悔やまれる。
話は変わるが、メイキングを観て、
この途方も無いレゴの世界を凄い苦労して作ったものを観て思ったことがあった。
CGを使って最先端なテクノロジーを使って、
レゴの世界のようなアナログでレガシーな世界観の表現こそが、
ファミリーでも誰からも楽しめる、真のエンターテイメントなんだろうな。と思った。
例えば、PS4の「リトルビッグプラネット3」。
ものすごくリアルだし、作るのに手間がかかっているのだけど、
遊び手はカワイイ、ワクワクだけを感じられる代表作になっていると思う。
もう一つは2015年1月にwiiUで発売予定の
「タッチ!カービィ スーパーレインボー 」。
任天堂はこういうのがものすごく上手なのだけど、
このゲームは粘土の世界観でプレイヤーはタッチペンで線を書くことで
ステージを進めていく。
粘土の質感が上手く出ているからこそ、
遊び手は難しい事考える事なく楽しめる。
これらを考慮すると、
映画もゲームも技術が進歩することで、表現の幅が増えた。
もちろん醍醐味は味わったことのないリアル志向のSFだったりアクションなんだろうけども、
レゴや人形や粘土のようなアナログでデフォルメな世界を追求することによって、
それらの技術に捕らわれることなく自然にワクワクな気持ちになれる。
技術を意識すること無く。というのは非常に大事な事で、
技術を意識しないからこそ、本当に伝えたいストーリーに没頭できるのだ。
一時期、日本の家電メーカーも技術革新全盛期の時に
こんなこともできるんだ!と作り手本位なドヤ的家電を作り続けてきて、
シェアを落とした。ソニーとかパナソニックとかね。
ユーザーが、利用者が求めている事と、メーカーの作り手、技術者の作りたいものへの
ギャップが大きく開きすぎていた時期があった。
これらのギャップを埋めるのには、
やはり凄い事をやっているんだけど、レゴムービーの様に
凄いこと以上にこの世界の中にどっぷり浸かりたい!!という、
ワクワク感が大事なのだと思う。
レゴムービーの予告動画を貼っておきます。
また、宇多丸さんの
ムービーウォッチメンで取り上げられていましたので、
こちらも貼っておきます。かなりの絶賛!
レゴムービー。
基本誰でもハマれると思うので
騙されたと思って絶対に観ることをオススメします。
どっぷりレゴの世界に浸かっちゃって下さい☆
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