衆議院選挙も近くなって
ネット選挙も解禁されたことから
ニコ生で討論会や演説を見ることができる。
外に行かなくても
演説が聞けることになって
ホント便利な世の中になったぁ。
候補者のリアルな声と、
ニコ生視聴者のコメントで
双方向なやりとりが出来るってことは、素晴らしい。
世論もそうかもしれないけど、
世論以上にネット住人たちは、自民党支持の人が多く、
逆に民主党は人気がない傾向にみえる。
ニコ生等の動画配信形式のネット演説は
便利なツール。
なんだけども、
便利なんだけども、
なんだか違和感も強く感じるんだよね。
それは、
コメントの内容に品が無い!
ってこと。
自民党が出てきた時は
たくさん応援の熱いコメントが流れるのだが、
それ以外の党の候補者が出た時のコメントがなんだかなぁ。と感じる。
女性候補者が出てきた時は、
- かわいい!
- こっちむいて
- 太ってる
とか全くもって
関係ないコメントが多数流れる。
まだまだ男女は平等ではないことを実感。
それに、民主党出た時は、
- かえれ
- 竹島返せ!
- およびじゃないwww
とか、きちんとした批判と言えないような、
低レベルなコメントが流れ続ける。
きちんと厳しい意見での批判ではなく、
自民党を応援するが故なのか、
他の党の悪口ばかりされるコメントに不快感を受ける。
これが健全なネット選挙のシステムなのかなぁ。
なんか腑に落ちない。
有権者であってもあまりに質の低い
ディスり合いってどうなんだろ…。
また、これってニコ生でのコメントだけでもないように思える。
ディスりあいは有権者だけの問題でもなかったんだな。
特に野党の演説を聞くと、
自民党、アベノミクスへ対する
批判ばかりで、それを解決するための具体案に欠ける演説が多い。
ネット演説を聞いても、
駅前のリアル演説を聞いても、
口を揃えたかのように
秘密保護法、
集団的自衛権、
憲法改正案、
が悪い悪い!
ばかり。
自民党の議席を少しでも低くしよう!というよりも、
もっと根本的に良い日本にするための対策を
ロジカルに演説したほうが、その延長上に議席がついてくるのでは?と思う。
有権者も候補者も
もっと日本人らしく品を良くフェアに戦って
それらをも踏まえて より良い日本になればいいのになぁ。